子ども社会・大人社会すべてに向けた「いのちの大切さ」を学ぶ本格的活動の展開・推進
図はこどもの自殺者数の推移です。年間 300 人以上の若き命がいじめや虐待を苦に自らの命を絶っています。昨今ではSNSという匿名性の強い場において個人を攻撃し死に追い込むという悲しいニュースも多く耳にしています。 新型コロナウイルスによる情勢も相まって、ネット上での繋がりに依存し、本来あるべき交流が遮断され益々顔の見えない文字だけの交流が増え、顔が見えないことによる自己主張の応酬がいじめへと発展していくことが大いに懸念されています。「目を見て話す」大切さ、声を上げる必要性。本来あるべき対人関係の大切さを対話や講話活動により広めていきたいと考えております。
参考資料:児童生徒の自殺者数[推移](厚生労働省・警察庁)
「いじめ」ダメゼッタイ!
本当に強い人は絶対にいじめなんかしない
プロレスラーによるプロレス教室・試合などを通して、体を動かすことの楽しさ、戦う痛みに耐えながらも立ち上がろうとする勇気、大きな目標に立ち向かう熱意を見て、聞いて肌で感じる事ができる場を設け、「いのち」の熱さを伝えることのできるイベントを随時開催することを目標に定めております。
これまでに小学校・幼稚園、障がい者施設、病院など多くの慰問させていただく活動を行ってきました。今度も引き続き、本会の存在や活動が広く認知され、且つその存在・活動が会員にとって魅力ある、また価値のあるものにするため、実施事業の一層の質的充実を図ることを目標といたします。
「いのち」のタイムリミットは72時間
卓越した技術で1人でも多くのいのちを救う
昨今の地震の多発、異常気象による大雨・土砂災害による家屋の倒壊被害が発生した際の、迅速ながれき撤去作業による被害者の救助・救出、及び災害復旧時のがれき撤去のためのオペレーター育成とそれに伴う救助員の養成を積極的に実施したいと考えております。災害発生から 72 時間を過ぎると急激に生存率は低下します。倒壊した家屋等の中より的確に素早くがれきを撤去し救助者を発見救助するというタスクの中で、平時「建造物解体工事業」にて重機を操作するオペレーターの卓越した技術を災害現場にて最大限生かせるのではないかと着目いたしました。
小さな蛇口一個を混在するがれきの中より目視確認し重機にて分別する技術、家屋の構造を分析し、撤去手順の構築を瞬時に行う判断力は日々の作業の中で培われているのが建造物解体工事業です。 レスキューや自衛隊のオペレーターと協力することでより精度の高い救助活動が実現できると考えております。
そのため一人でも多くの重機オペレーター及び重機派遣、その先のがれきの運搬処分までを連携・協働して下さる会員を募るための取組みを行っていきたいと考えております。また、重機オペレーター及び救助活動にあたる救助員には日本赤十字の救急法の受講を促し、また独自のライセンスの設立も今後検討して参りたいと考えております。